膝痛に対して整体で効果があるのか?
膝痛に対して整体は効果があるのか?といった疑問に対してお答えしていきたいと思います。
膝の痛みがあって「動き初めに痛みがでる」「歩いているとだんだん痛みが強くなってくる」「膝が痛くて休みながらじゃないと長距離が歩けない」といったことはありませんか?
そして、この膝の痛みを解決するためにこのページにたどり着きましたか?
しかし、「整体でこの膝の痛みが本当によくなるのだろうか?」「昔から痛いから治るとは思えないし、今更どうしようもない」といった不安のため、なかなか整体にいくこともできずに、痛みを我慢し続けているといった状況になっていませんか?
膝の痛みは膝が原因ではないことがほとんどです。膝関節は「股関節」と「足関節」の間にあるため、そのどちらかの影響を受け結果的に膝関節に負担がかかってしまっていることがあります。
そのため、今膝関節だけの治療を行っている場合であれば一時的に痛みが改善したとしても、また日常生活を送っていると痛みが出てきてしまい病院や整体院に通わないといけなくなります。
そこで今回は、当院での【整体で改善できる膝痛】と【整体では改善できない膝痛】について解説させて頂きます。
【整体では改善できない膝痛】
①膝が腫れておりまっすぐ伸ばせない、何か引っかかるような違和感を感じる
激しい痛みとともに、膝が動かなくなってしまう症状をロッキング現象といいます。
これは、強い衝撃などで半月板が膝関節の間に挟まってしまった状態になると出現する特徴的な症状です。ゆっくりと曲がる方向に動かしているうちに動かせるようになりますが半月板を損傷している可能が高いので、整体で改善していくのは難しく病院での治療が必要になります。
②日常生活で常に痛みを感じ。膝関節の不安定感を感じる
膝関節の不安定感を感じる場合、靭帯を損傷している可能性があります。靭帯といっても膝関節は、前十字靭帯、後十字靭帯、外側・内側側副靭帯と4つの靭帯で構成されています。
もし、不安定感を感じ始める前に人や物に膝をぶつけてしまった、走った状態から急停止や回転・方向転換、ジャンプによる着地による強い衝撃があり膝に大きな衝撃を加えた記憶がある方は、靭帯による影響がありますので、この場合も病院での治療が必要となります。
③重度の骨の変形
加齢や長年の膝への負荷により、膝関節の軟骨がすり減ったり、膝関節の炎症や変形が起き痛みが生じ膝関節が変形する場合があります。変形が進んでしまい痛みが強く日常生活に支障が出ている場合、外から見ても関節の変形が目立つ場合は、病院での治療が必要になる場合があります。
【整体で改善できる膝痛】
①筋肉の硬さが原因
どの部位の筋肉でも筋肉が硬くなってしまうと血管や神経を圧迫してしまいます。
血管を圧迫してしまうと、血流の流れが悪くなります。そうなると痛みを出す物質が蓄積して痛みが生じ、この痛み刺激が脊髄に入ると反射性に運動神経や交感神経を興奮させ、最初の筋収縮や血管収縮、局所循環不全がさらに悪化します。
そのため、硬くなってしまった筋肉を緩めてあげることで、膝の痛みが改善するため、筋肉の硬さが原因の方は改善可能となります。
②関節可動域(身体のゆがみや硬さ)の低下によるもの
膝関節の可動域が低下することが痛みの原因になることはもちろんですが、背骨、骨盤、股関節、足関節など様々な関節の可動域が低下することにより膝関節に負担がかかってしまい、痛みがでていることが少なくありません。
また、関節可動域が低下することにより本来使える筋肉の力を100%使うことができなくなるため、他の筋肉や靭帯がいつも以上に頑張る必要がでてきます。
そのことにより、常に筋肉が力を使っている状態になってしまい、結果的に血管や神経を圧迫し①でもお伝えしたように血流が悪くなり痛みの原因になってしまいます。
そのため、原因が関節可動域の低下によるものであれば、余計な力を使わずに済みスムーズに動作を行うことができるようになるため膝への負担が減り、痛みの改善につながることがあります。
③筋肉の力をうまく発揮できていない
前述したように関節可動域が低下してしまうことで、本来使うはずの筋肉の力をうまく発揮できずに他の筋肉に頼ってしまう傾向があります。
股関節や足関節の筋肉が上手く使えていないことで、膝関節を動かす筋肉が必要以上に力を発揮しないといけなくなり、徐々に膝関節や膝を動かす筋肉に負担がかかってしまいます。
特に膝に痛みがある方は太ももの外側に頼ってしまう傾向があり、歩くたびに膝関節に負担がかかってしまい、痛みの原因になります。
そのため、関節可動域を改善していきながら本来使うはずである筋肉を使えるようにトレーニングすることで、他の筋肉や靭帯にかかる負担を減らすことができ、痛みを改善することができます。
整体で改善できる膝痛の原因とは?
整体で改善できる膝痛には共通して加齢の変化にともなった、筋力低下や関節可動域の低下、柔軟性の低下に加えて、姿勢のゆがみや日常生活の無理な動きが組み合わさり膝痛として出現します。
しかし、膝痛はあくまでも症状であり、痛みが発生している根本となる原因は膝にないことがあります。
「膝が痛いのに膝が悪くないなんておかしい」と思う人が多いと思いますが、膝痛を治すために、整形外科、整骨院、鍼灸院、整体院、マッサージなどに通われた経験があるかと思います。
そして、痛みが出ている膝に対して施術してもらったのではないでしょうか?
しかし、施術を受けた後は、一時的に良くなるけど数日したらまた、膝痛が再発して悪化を繰り返しているはずです。
膝を施術したのにも関わらず悪化を繰り返すのは、なぜだと思いますか?
それは、膝にかかるストレスを減らせていないためとだと考えられます。そのため、痛みの根本となる原因に対して適切に施術をしないといけません。
また、日常生活の適切な過ごし方を教えてもらっていないために、今までと同じように過ごしたことで再度、膝痛が起こりやすい身体に逆戻りしているのです。
そのため、当院では問診時に、痛みの種類や腰痛の程度、動作の再現性に加えて細かな評価・検査によって膝痛の原因を探した上での施術を行っております。
そして、膝痛を引き起こさない身体つくりを私たちがご説明いたします。
◎まとめ◎
改善できない膝痛とできる膝痛について説明させて頂きましたが、いかがでしたか?
改善できる症状が一つでも当てはまれば、ぜひ一度ご相談して頂きたいと思います。
ご自身では原因が何なのかなかなか気が付きにくいと思いますので、身体の悩みでやりたいことを諦めたくない方は一度当院までご相談ください。
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Posted: 9月 1st, 2021 under 整体.
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