坐骨神経痛に対して整体で効果があるのか？

 

坐骨神経痛が整体で治るんですか？という疑問に対してご説明していこうと思います。

 

坐骨神経痛の痛みの場所は坐骨神経が通る、おしりから足にかけて起こり、片側に症状が出てくる場合がほとんどですが、両側にあらわれることもあります。

 

主な症状としては

 

①おしりから足にかけて痛みがある

②長い時間立っているのが辛い

③腰を反らすと足に痛みやしびれを感じることがある

④おしりの痛みが強く、座り続けるのが難しい

⑤歩くと足に痛みがでるため歩けなくなるが、休むと歩くことができる

⑥身体をかがめると痛みが強くなる

 

このような状態が1つでもある場合は、坐骨神経痛である可能性が疑われます。

 

そして、このおしりから足の痛みを解決するためにこのページにたどり着きましたか？

私が今まで理学療法士として携わってきた中で、痛みの原因が痛みの出る場所にないことも多々見受けられました。

そのため、痛みが出る場所はもちろんですが、解剖学的・運動学的にみてその他の関連する周辺に対してしっかりと評価を行い、根本的原因を探していかないといけません。

私が今まで理学療法士として携わってきた中で、痛みの原因が痛みの出る場所にないことも多々見受けられました。

そのため、痛みが出る場所はもちろんですが、解剖学的・運動学的にみてその他の関連する周辺に対してしっかりと評価を行い、根本的原因を探していかないといけません。

 

しかし、「整体でこのおしりから足の痛みが本当によくなるのだろうか？」「昔から痛いから治るとは思えないし、今更どうしようもない」といった不安のため、なかなか整体にいくこともでできずに、痛みを我慢し続けているといった状況になっていませんか？

 

そこで今回は、当院での【整体にて改善できる坐骨神経痛】と【整体では改善できない坐骨神経痛】について解説させて頂きます。

 

【整体にて改善できない坐骨神経痛】

①尿失禁や頻尿などの排尿障害がある

②陰部がしびれたり、ほてるなどの異常感覚がある

 

これらの症状は腰部からでている神経に対して、なんらかの原因が悪さをしており、重度の腰椎疾患がうたがわれるので病院での治療が必要となります。

 

【整体で改善できる坐骨神経痛】

①筋力の低下が原因

筋肉量は20代をピークに減少していくと言われています。

中でも最も衰えが早いのは足の筋肉になります。腕や体幹と比較して大きく減少していきます。

比較的軽症の坐骨神経痛の場合、おしりの筋肉の衰えが原因になっていることがあります。

おしりの筋肉が減少することで坐骨神経を保護したり血流が悪くなったりしていきます。

また、上手く筋肉を使えていないことに加え、使いすぎてしまっているために筋肉が硬くなってしまうこともあります。

なぜ過剰に使ってしまっているのか？といった原因を探っていかないといけません。

そのため、筋力低下が原因である坐骨神経痛であれば改善が可能です。

 

②筋肉の硬さが原因

ほとんどの方の坐骨神経は、骨盤から出て梨状筋というおしりにある筋肉の間から神経が出て足の裏を通り下に向かって走行しています。

そのためおしりの筋肉（大殿筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋）が硬くなることで神経を圧迫してしまい神経が筋肉の間で締め付けられ、痛みやしびれが生じます。

また、上手く筋肉を使えていないことに加え、使いすぎてしまっているために筋肉が硬くなってしまうこともあります。

なぜ過剰に使ってしまっているのか？といった原因を探っていかないといけません。

そのため、筋肉の硬さを取ることで、痛みの改善が可能となります。

 

③関節可動域（身体のゆがみや硬さ）の低下が原因

坐骨神経痛はおしり周りだけではなく腰からきている可能性もあります。

この場合は、骨盤や脊椎、股関節などが硬くなり姿勢が悪くなることにより筋肉が硬くなる原因となったり、不良姿勢の原因になり、その結果、腰やおしりに負担がかかってしまいます。

そのため、原因が関節可動域の低下によるものであれば低下している関節に対して動きをだしてあげることで、不良姿勢や筋の硬さが変わることにより痛みやしびれの改善につながることがあります。

 

整体で改善できる坐骨神経痛の原因とは？

整体で改善できる坐骨神経痛には共通して加齢の変化にともなった、筋力低下や関節可動域の低下、柔軟性の低下に加えて、姿勢のゆがみや日常生活の無理な動きが組み合わさり坐骨神経痛として出現します。

 

しかし、坐骨神経痛はあくまでも症状であり、痛みが発生している根本となる原因は臀部にないことがあります。

 

「坐骨神経痛があるのに、臀部が悪くないなんておかしい」と思う人が多いと思いますが、坐骨神経痛を治すために、整形外科、整骨院、鍼灸院、整体院、マッサージなどに通われた経験があるかと思います。

そして、痛みが出ている腰に対して施術してもらったのではないでしょうか？

 

しかし、施術を受けた後は、一時的に良くなるけど数日したらまた、坐骨神経痛が再発して悪化を繰り返しているはずです。

 

臀部を施術したのにも関わらず悪化を繰り返すのは、なぜだと思いますか？

 

それは、痛みの根本となる原因に対して適切に施術が出来ていないためと考えられます。

また、日常生活の適切な過ごし方を教えてもらっていないために、今までと同じように過ごしたことで再度、坐骨神経痛が起こりやすい身体に逆戻りしているのです。

 

そのため、当院では問診時に、痛みの種類や腰痛の程度、動作の再現性に加えて細かな評価・検査によって腰痛の原因を探した上での施術を行っております。

 

そして、坐骨神経痛を引き起こさない身体つくりを私たちがご説明いたします。

 

◎まとめ◎

 

改善できない坐骨神経痛とできる坐骨神経痛について説明させて頂きましたが、いかがだったでしょうか？

改善できる症状に当てはまれば、ぜひ一度ご相談して頂きたいと思います。

坐骨神経痛の原因は様々あります。ご自身ではなかなか原因が何なのか気が付きにくいと思いますので、身体の悩みでやりたいことを諦めたくない方は一度当院までご相談ください。

 

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